前回の続きです。
ではよい睡眠を取るための方法です。
【部屋を暗くする】
日中になるべく太陽の光に当たるようにしてください。
日光に当たることにより
メラトニンの分泌が正常にもどりやすくなります。
メラトニンは体内時計をコントロールし、自然な眠りに誘うホルモンです。
通常は日が沈んだころから血中濃度が増え始めますが、
夜中まで人工照明に照らされた状態では
分泌のタイミングが遅くなることがわかっているそうです。
眠れない人が多いのは、メラトニンの分泌タイミングのせいです。
自然の光に当たるだけで体内時計が正常に戻りやすくなります。
そして、寝るときは部屋をなるべく暗くしてください。
アイマスク、耳栓を使用するのも良い方法です。
【昼寝】
NASAの実験でも睡眠不足の人に1回40分の昼寝でパフォーマンスが改善し、
注意力は完全回復を見せるなどの効果が確認されています。
多くのデーターでは15~30分ほどでリフレッシュ効果が得られています。
昼寝が苦手な人は、とりあえず10~15分だけ目を閉じて何もしないだけでもいいです。
【運動】
ウォーキングなどの運動を、週に2~3回のペースで行ってみましょう。
日が沈んだあたりから心地よい疲れを感じるぐらいが、睡眠の質を上げる最適の運動量です。
いかがでしょうか。
知っているのとやってみることは違います。
睡眠不足を感じている人は
ぜひやってみてください。
参考:最高の体調 著:鈴木祐